美白というマジック・3
遅くなりましたが、今年最初の投稿です。
前回、「シミ」の種類とその原因をお伝えしました。
今回は3番目の「紫外線が原因で出来るシミ」について少し詳しくお伝えします。
確かに紫外線は「シミ」の原因になります。
正式名称は「老人性色素班」。
年齢を重ねると共にお肌のバリアが弱まり、そこに紫外線があたる事で出来るシミです。
この「シミ」を作らない為にUV化粧品を使いましょう!
が、今の美容業界の「常識」です。
ひいては、ファンデーションにも乳液にもUV効果が・・・。
これ、本当に効果ありますか?
UVに表記されている「SPF」や「PA」は
1平方センチメートルに2g使用した場合の結果です。
という事は、お顔全体だとほぼ500円玉1個分のUV化粧品を塗る必要があります。
皆さん、それだけ手に取ってます?
だいたい世に出ているUV化粧品をそれだけ塗ったら、
ほとんどの方が「お顔真っ白」で見られたもんじゃなくなります・・。
本当に。
そして、紫外線防止効果の化粧品には、
「紫外線吸収剤」もしくは「紫外線散乱剤」が配合されています。
一時期「紫外線吸収剤」の成分に問題が多く出たので、
「良心的」と言われる化粧品メーカーはこぞって「散乱剤」に切り替えてきました。
紫外線散乱剤には、主に酸化チタンや酸化亜鉛などの白色の無機粉体が使われています。
2010年に「ナノ酸化チタンはアスベストと同じ炎症を引き起こす」
という論文が、アメリカの科学雑誌「PNAS」に掲載され、大きな波紋を呼びました。
実験を行ったユルク・チョップ教授は
「長期的にこの炎症を繰り返すと、ガンになる可能性も」と警告しています。
ましてやこれらの化学成分は「乳液」や「クリーム」といった
「界面活性剤」と共に配合されています。
何度も言いますが、乳液やクリームは皮膚のバリアを壊します。
その界面活性剤と共に強い化学成分を塗って、本当に皮膚を守る事が出来るのでしょうか?
実際、お客様の多くの方からUVを塗ると
「乾燥する」「皮膚が荒れた」というお声を聴きます。
私が今一番懸念しているのは、小さいお子さんにも日焼け止めを・・
という今の風潮です。
たまにバスの中などでお母さんが一生懸命お子さんに日焼け止めを塗っている姿を見かけますが・・。
子供の角質層は大人の半分近くと言われています。
つまり、バリアが非常に弱いのです。
そんな子供の皮膚を活性剤で洗い、合成物質を付ける・・。
ご自分のお肌ももちろんですが、大事な子供さんの事。
使う前に、よくよく成分を見て判断して頂きたいと思っています。
では、どうすれば・・・という話にたどり着けませんでした。
まだもう1回、続きます。
奈良のすっぴん再生サロン Rana
藤山 咲衣
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