美味しい麻薬?チョコレート
もうすぐバレンタインデーですね。
ラナの少路です。
毎年のことながらこの時期のチョコレート売り場はすごい人!
宝石のように輝くチョコ。おしゃれなラッピング。バレンタイン限定!の文字
男性にプレゼントするという目的は置いといて、自然とテンションが上がります。
こんな時に自戒の意味も込めて、甘くときめくチョコ達の怖いところを書いていこうと思います。
(水を差すようですみません。)
チョコレートのデメリットとしては、カロリーが高い・太る・虫歯になる。
はイメージされる方も多いと思います。
しかし
それだけではありません。
甘くておいしいチョコレートにはドラッグと同じような作用をもたらす
「脳内麻薬」が含まれているのです。
チョコレートを食べると脳内で発生する物質には以下のものがあります
●カフェイン
中枢神経興奮作用がある。軽い依存性・習慣性があり、なくなるとイライラしたり落ち着きをなくしたりする。
●テオブロミン
カフェインとよく似た物質。集中力を高めたり、血行を良くする作用がある。
●エンドルフィン
モルヒネと同様の鎮痛作用がある。高揚感、陶酔感、多幸感をもたらす。
●フェネチルアミン
覚せい剤、MDMAなどのドラッグとよく似た化学式を持つ。恋に落ちたときに脳内に分泌されるといわれている。
●アナンダマイド
マリファナとよく似た構造の物質で、陶酔感、多幸感をもたらす。
モルヒネやらマリファナやらMDMAなど
なんだか聞いたことのある用語が出てきて怖くないですか?
ある方が、飼っているワンちゃんに何気なくチョコを一かけらあげたら、
一時間後おう吐と全身痙攣が止まらなかったそうです。
急いで獣医師に処置をしてもらったそうですが、
その時に
「チョコレートには、犬にとって非常に有害なテオブロミンという成分が入っているので、絶対に与えてはいけません。命に関わります」
と言われたそうです。
チョコ、食べられません。
犬は特にテロブロミンやカフェインの代謝機能が低いので、人間より過剰に反応してしまいますが、
犬にとって害なものが人間にとって全く無害とは思えませんよね。
それだけではありません。
チョコレートの大半は砂糖で出来ています。
砂糖は、血液を酸化させ、赤血球や細胞を崩壊させます。
つまり、病気になりやすい身体を作っていきます。
アトピーなどアレルギーはもちろん、
冷え性、頭痛、肩こり、貧血、便秘、虫歯、胃潰瘍、糖尿病、心臓機能低下、子宮異常、静脈瘤などや、恐ろしい難病と言われるようなもののほとんどが、
砂糖病とも言われています。
また、精神的にも我慢ができず、イライラし、きれやすい。不眠やうつ病なども基本的には砂糖の害と言われています。
特に白砂糖はミネラルが皆無なので、代謝の過程で体内のミネラル、特にカルシウムやビタミンBなどを消耗していまいます。
しかし、実は、怖いのは白砂糖だけではなく、三温糖、ザラメ、黒砂糖、蜂蜜、果糖など、程度の差こそあれ、ほとんど同じ作用、有害性を持っています。
そんな砂糖にも同じく依存性があります。
砂糖を摂取すればするほど、脳内でドーパミンやセロトニンが分泌され、
「もっと食べたい!」と欲します。
また白砂糖は特に体に吸収されやすいため血糖値が急上昇し、そのあと急降下します。
急降下すると体がまた
「血糖値をあげなきゃ!」と反応し、また砂糖が欲しくなるのです。
チョコレートや砂糖の害はわかっていただけたでしょうか?
「体に悪いから一切砂糖を取らない!」
というのはいきなりは難しいです。(加工品にはほとんど入っていますし・・)
しかし何も考えずに毎日バクバク食べるのと
チョコレートや砂糖のリスクをある程度知った上で、選んで食べるのでは大きな差があります。
私は昔、デパートの洋菓子売り場で働いていたとき、チョコレートのかかったバームクーヘン(1ホール!)を朝ごはん代わりに食べてました・・。
若さって恐ろしい。おかげで肌荒れもひどかったし、風邪も良くひいて、体重も今よりも10キロ位重かった・・
でも食べたいし、そこまで危機感がないから止まらないんですよね。うーん、怖い。
甘いものを食べるときに
「私いま体に悪いもの食べてる・・・」と思う必要もありませんが、
すこし気を付けるだけでも摂取量が大きく変わってきます。
美味しいものは食べることは心の栄養になります。せっかく食べるならその時は楽しみましょう!
ただこの時期の甘~い誘惑に誘われ過ぎないようにお互い気を付けましょうね。